最も簡単で有効なデータバックアップの方法

1.パソコン内には3種類のデータがある

  1. OSと呼ばれるパソコンのシステム全体を管理する基本ソフト(Windows、Mac OS Xなど)
  2. OS上で動作するアプリケーションソフト(Word、Excel、ブラウザ、画像編集ソフトなど一般的なプログラム)
  3. 自分だけのオリジナルデータ

2.バックすべきデータの分析

  1. OSは再インストールが可能。
  2. アプリケーションソフトは再インストールが可能
  3. 自分だけのオリジナルデータはなくなってしまえば復活は不可能

だから、バックアップすべき重要なデータは…

自分で作成したオリジナルデータのみである。

3.オリジナルデータはどこにあるのか

Windowsにおけるオリジナルデータは、通常「デスクトップ」、「マイ ドキュメント」、「マイ ピクチャ」、「マイ ビデオ」、「マイ ミュージック」の5つのフォルダ内に入る。
具体的には以下に5つのフォルダが存在する。

Windows 8:C:\Users\ユーザー名\
Windows 7:C:\Users\ユーザー名\
Windows Vista:C:\Users\ユーザー名\
Windows XP:C:\Documents and Settings\ユーザ名\

上記内の5つのフォルダを外部ハードディスクやフラッシュメモリ、DVDなどに保存しておけばオリジナルデータのバックアップは完了である。

 4.例外となるメールデータ

gmailなどWebメールを利用しているなら問題はないが、OutlookやThunderbirdなどのメールソフトを利用しているならもう少し深い階層までバックアップが必要だ。
具体的には以下のフォルダである。

Windows 8:C:\Users\ユーザー名\AppData\
Windows 8:C:\Users\ユーザー名\AppData\
Windows Vista:C:\Users\ユーザー名\AppData\
Windows XP:C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\

5つのフォルダに加えこれを保存しておけばもう怖いものなしだ。

★手間いらずの究極の方法!

Windows 8:C:\Users\ユーザー名\
Windows 7:C:\Users\ユーザー名\
Windows Vista:C:\Users\ユーザー名\
Windows XP:C:\Documents and Settings\ユーザ名\

上記以下を全て保存してしまうが究極の方法だ。オリジナルデータは全てこの中に含まれている。