ファイルメーカー(FileMaker)ドロップダウンリストでレイアウト切り替えを行う方法

今回はドロップダウンリストでレイアウト切り替えを行う方法を説明する。

まず、ドロップダウンリストで表示させるフィールドを作成する。
フィールド名は「レイアウト名」で「グローバル格納」にチェックを入れておく。

次にレイアウト切り替え元のレイアウトを作成する。

レイアウト切り替え先のレイアウト「移動先1」「移動先2」を作成する。

値一覧を作成する。
値一覧名は「レイアウト名」、カスタム値を使用し、値には上記で作成したレイアウトの名前を入力する。

レイアウトモードでレイアウト「レイアウト切り替え」の「レイアウト名」フィールドをクリック。

「インスペクタ表示・非表示ボタン」をクリック。

「データ」タブの「コントロールスタイル」を「ドロップダウンリスト」に変更。
値一覧に「レイアウト名」を設定する。

プレビューモードで「レイアウト名」フィールドをクリックすると、レイアウト名を選べるようになる。

ここから、レイアウト切り替えを行うために、スクリプトを作成する。
「スクリプト」⇒「スクリプトの管理」をクリック。

「空のスクリプト」をクリック。

スクリプト名を「レイアウト切り替え」に変更。
「レイアウト切り替え」を挿入し、「指定」から「計算によるレイアウト名」を選択。

「計算式の指定」で「Golobal_レイアウト切り替え」の「レイアウト名」フィールドを設定する。

スクリプト作成はこれで終了。
レイアウト「レイアウト切り替え」に戻り、レイアウトモードで「レイアウト名」フィールドを右クリック、「スクリプトトリガを指定」を右クリック。

「OnObjectExit」にチェックを入れ、スクリプトには「レイアウト切り替え」を設定し「OK」をクリック。

これでドロップダウンリストからレイアウト名を選択するだけでレイアウト切り替えができるようになる。