エクセル(Excel)他シートのセル内容が反映されるカメラ機能

2019年4月22日

シート上の計算結果などを資料の中で引用したい場合など、「画像のコピー」機能で切り貼りすることがある。
しかし、「画像のコピー」では引用元のデータを変更しても、当然ながらペースト先の画像には反映されず、変更する度に画像を差し替える手間が生じる。

そこで使えるのが「カメラ機能」である。
引用元データを変更すると引用先の画像も自動で書き換えてくれる、非常に便利な機能だ。また、これを使えばセルの幅の異なる表を同じシートの上下に配置することも出来る。

カメラを追加する

標準では「カメラアイコン」は表示されていないので追加する必要がある。
「クイックアクセスツールバー」の右側▼をクリックし、「その他のコマンド(M)」を選択。

「コマンドの選択」で「リボンにないコマンド」を選択して、「カメラ」を「追加」ボタンで右側の一覧へ追加し、「OK」で完了。

これで、「クイックアクセスツールバー」に「カメラ」が追加された。

使い方

引用元の表があるシートを表示し、貼り付けたいセルを選択する。

先程追加した「カメラ」をクリック。

貼り付け先のシートを開いて、任意の位置をクリックすると、明細表の下に、別シートで作成したデータが画像として貼り付けできた。

この「カメラ機能」の特徴は、図として貼り付けしているのではなく、図が引用元のシートとリンクしているという事である。
引用元シートで「経理」から「社長」に変更すると、貼り付け先も自動で書き換えられた。