ファイルメーカー(FileMaker) テキスト関数

2016年7月14日

テキスト関数 説明
Exact(テキストA,テキストB) テキストA,テキストBを厳密に比較
戻り値のデータタイプ
数字 「0」(偽)「1」(真)
説明
2つのフィールドの内容を比較します。テキストが完全に一致するには、大文字と小文字の使い方も同じでなければなりません。フィールドが一致する場合、結果は「1」(真)となります。それ以外の場合、結果は「0」(偽)です。オブジェクトフィールドの場合は、データが同じ方法(埋め込みまたはファイル参照で保存)で保存されている必要があります。

Exact ( “McDonald" ; “McDonald" ) は、「1」(真)を返します。
Exact ( “McDonald" ; “MCDONALD" ) は、「0」(偽)を返します。
Exact ( Upper ( “McDonald" ) ; Upper ( “MCDONALD" ) ) は、「1」(真)を返します。
Exact ( “John" ; “John " ) は、「0」(偽)を返します。
Exact ( 請求先 ; 出荷先 ) は、「請求先」と「出荷先」の値が同じ場合、「1」(真)を返します。
Exact ( 受取人 ; Upper ( 受取人 ) ) は、「受取人」の値が「JOHNSON」の場合、「1」(真)を返します。
Exact ( 国 ; “スペイン" ) は、「国」フィールドの値が「スペイン」の場合、「1」(真)を返します。
Filter(テキスト;指定文字)7.0 指定文字以外を消去
説明
<テキスト> から、<指定文字> で指定した文字のみを、<テキスト> に入力されている順序で返します。<指定文字> に文字が指定されていない場合は、空の文字列が返されます。Filter 関数では、大文字と小文字が区別されます。

Filter ( “(408)555-1212" ; “0123456789" ) は、「4085551212」を返します。
Filter ( “AaBb" ; “AB" ) は、「AB」を返します。
FilterValues ( フィルタするテキスト ; フィルタ値 ) 指定した内容の行だけ残す
説明
<フィルタ値> で指定した文字のみを含むテキスト結果を、<フィルタするテキスト> に入力されている順序で返します。<フィルタ値> に文字が指定されていない場合は、空の文字列が返されます。 値とは、改行で区切られたテキスト項目です。値には、空白、1文字、単語、文章、または段落を使用することができます。
FilterValues ( “りんご¶バナナ¶オレンジ" ; “りんご¶オレンジ" ) は、次の値を返します。
りんご
オレンジ
GetAsCSS ( テキスト ) テキスト→CSSタグに変換
説明
<テキスト> を、HTML に類似したインターネットテキスト書式である CSS(Cascading Style Sheets)に変換して返します。CSS では、HTML よりも多くのテキスト書式がサポートされているため、入力したデータがより正確に表されます。
GetAsDate(テキスト)

TextToDate(テキスト)

テキスト→日付への形式変換
説明
<テキスト> に含まれる日付を日付データタイプに変換して、日付または日付関数を使用する計算式で使用できるようにします。<テキスト> の日付の書式は、ファイルが作成されたシステムの日付書式と同じである必要があります。
GetAsNumber(テキスト)

TextToNum

テキスト→数字への形式変換
説明
<テキスト> に含まれる数字のみを返し、数字または数字関数を使用する計算式で使用できるようにします。GetAsNumber 関数では、数字以外の文字は <テキスト> からすべて削除されます。

GetAsNumber ( “FY98" ) は、「98」を返します。
GetAsNumber ( “$1,254.50" ) は、「1254.5」を返します。
GetAsNumber ( “2 + 2" ) は、「22」を返します。
GetAsNumber ( シリアル番号 ) は、「シリアル番号」の値が「TKV35FRG6HH84」の場合、「35684」を返します。
GetAsSVG(スタイル付きテキスト) テキスト→SVGタグに変換
説明
<テキスト> を、HTML や CSS に類似したインターネットテキスト書式である SVG(Scalable Vector Graphics)形式に変換して返します。SVG では、HTML よりも多くのテキスト書式がサポートされているため、入力したデータがより正確に表されます。
GetAsText(数字または日付)

NumToText(数字)

DateToText(日付)

TimeToText(時刻)

数値または日付→テキストへの形式変換
説明
<データ> をテキストデータタイプとして返し、テキストまたはテキスト関数を使用する計算式で使用できるようにします。<データ> には、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、またはオブジェクトのデータタイプを使用できます。
オブジェクトフィールドでは、GetAsText は、外部パスの情報、テキスト(有効なパスに解決できないテキストがオブジェクトに含まれる場合)、またはクエスチョンマーク(?)(オブジェクトデータがデータベースに埋め込まれている場合)を返します。
GetAsTime(テキスト)

TextToTime(テキスト)

テキスト→時刻への形式変換
説明
<テキスト> に含まれる時刻またはタイムスタンプを時刻データタイプとして返し、Time 関数または Timestamp 関数を使用する計算式で使用できるようにします。指定する時刻の書式は、ファイルが作成されたシステムの時刻書式と同じ書式である必要があります。
GetAsTime または Time 関数は、計算式に時刻定数を入力するために使用します。

GetAsTime ( “02:47:35" ) は、計算の結果として時刻を選択した場合、「2:47:35 」を返します。この結果に対して、時刻の演算を実行することができます。
GetAsTime ( “02:47:35" ) は、計算の結果としてタイムスタンプを選択した場合、「0001/1/1 2:47:35 」を返します。
GetAsTimestamp(テキスト) テキスト→タイムスタンプへの形式変換
説明
<テキスト> をタイムスタンプデータタイプとして返し、タイムスタンプを使用する計算式で使用できるようにします。テキスト文字列は、日付の後に時刻が記述されている形式でなければなりません。数字は、0001/1/1 からの経過秒数と見なされます。86400 秒が1日になります。

GetAsTimestamp ( “2005/4/5 4:05:06" ) は、「2005/4/5 4:05:06 AM」を返します。
GetValue( 値一覧 ; 値番号 ) 値一覧 – 改行で区切られた値の一覧 値番号 – 一覧から返す値
説明
<値一覧> から <値番号> により与えられる要求された値を返します。無限ループスクリプトまたは再帰的カスタム計算式で役立ちます。
値とは、改行で区切られたテキスト項目です。複数の値をまとめて、改行で区切られた値の一覧を作成することができます。値には、空白、1文字、単語、文章、または段落を使用することができます。Enter キー(Windows)または return キー(Mac OS)を押すと、新しい値が作成されたことになります。最後の値は、改行の有無に関わらず認識されます。
<値一覧> の引数がテキスト文字列である場合、文字列の各項目の間に改行文字(¶)を挿入する必要があります。改行を挿入するには、[計算式の指定] ダイアログボックスの ¶ ボタンをクリックします。

GetValue ( “ロンドン¶パリ¶香港" ; 2 ) は、次の値を返します。
パリ
Hiragana(テキスト) カタカナ→全角ひらがなに変換
説明
<テキスト> 内の半角および全角カタカナをひらがなに変換します。

Hiragana ( " カタカナ" ) は、「かたかな 」を返します。
KanaHankaku(テキスト) 全角カタカナ→半角カタカナに変換
説明
全角カタカナを半角カタカナに変換します。

KanaHankaku ( " カタカナ" ) は、「カタカナ 」を返します。
KanaZenkaku(テキスト) 半角カタカナ→全角カタカナに変換
説明
半角カタカナを全角カタカナに変換します。

KanaZenkaku ( カタカナ) は、「カタカナ 」を返します。
KanjiNumeral(数値) 数値→漢数字に変換(NumToJTextも参照)
説明
アラビア数字を漢数字に変換します。

KanjiNumeral ( 123 ) は、「一二三 」を返します。
Katakana(テキスト) ひらがな→全角カタカナに変換
説明
ひらがなを全角カタカナに変換します。

Katakana ( “かたかな " ) は、「 カタカナ」を返します。
Left(テキスト,文字数) 左から指定数ぶんの文字を取り出す
説明
<テキスト> の左から、指定した <文字数> 分のテキストを返します。

Left ( “職人の仕事" ; 2 ) は「職人」を返します。
Leftb(テキスト,バイト数) 左から指定バイト数ぶんの文字を取り出す
LeftValues(改行区切りテキスト;行数) 先頭から指定行数を切り出し
説明
<テキスト> に含まれる値の一覧の左から、指定した <値数> 分の値を含むテキスト結果を返します。
値とは、改行で区切られたテキスト項目です。値には、空白、1文字、単語、文章、または段落を使用することができます。Enter キー(Windows)または return キー(Mac OS)を押すと、新しい値が作成されたことになります。最後の値は、改行の有無に関わらず認識されます。
返される各値は改行で終了しているため、一覧を簡単に連結することができます。

LeftValues ( “Plaid¶Canvas¶Suitcase" ; 2 ) は、次の値を返します。
Plaid
Canvas
LeftValues ( 一覧 ; 1 ) は、次の値を返します。
Sophie
これは、評価されているテキストに次の値が含まれている場合です。
Sophie
Bill
LeftWords(テキスト,単語数) 左から指定単語数を切り出し
説明
<テキスト> の左から、指定した <単語数> 分の単語を含むテキスト結果を返します。
注意 アンパサンド(&)とハイフン(-)の文字は、新しい単語の開始位置として識別されます。

LeftWords ( “東京 港区 赤坂" ; 2 ) は、「港区 赤坂」を返します。
Length(テキスト) 文字数を数える
説明
<テキスト> 内の文字数を返します。これにはスペース、数字、特殊文字もすべて含まれます。オブジェクトフィールドについては、Length はオブジェクトの合計保存サイズをバイト数で返します。

Length ( “田中美香" ) は、「4」を返します。
Lengthb(テキスト) 文字のバイト数を数える
Lower(テキスト) 英大文字→小文字に変換
説明
<テキスト> 内の文字をすべて小文字に変換します。 例 Lower ( “ABCD" ) は、「abcd」を返します。
Middle(テキスト,先頭文字位置,文字数) 途中から指定文字数だけ取り出す
説明
テキストの <先頭文字位置> で指定された文字から、<文字数> で指定された文字数分の <テキスト> を抽出します。 例
Middle ( “(408)555-9054" ; 2 ; 3 ) は、「408」を返します。
Middleb(テキスト,先頭バイト位置,バイト数) 途中から指定バイト数だけ取り出す
MiddleValues(改行区切りテキスト;開始位置;行数) 途中行から指定行数を切り出し
説明
<テキスト> の <値開始位置> から、指定された <値数> 分の値を含むテキスト結果を返します。 値とは、改行で区切られたテキスト項目です。値には、空の文字、1文字、単語、文章、または段落を使用できます。Enter キー(Windows)または return キー(Mac OS)を押すと、新しい値が作成されたことになります。最後の値は、改行の有無に関わらず認識されます。 返された各値は改行で終了しているため、一覧を簡単に連結することができます。

MiddleValues ( “Plaid¶Canvas¶Suitcase" ; 2 ; 1 ) は、次の値を返します。 Canvas
MiddleWords(テキスト,先頭単語位置,単語数) 途中から指定単語数だけ取り出す
説明
<テキスト> の <先頭単語位置> から、指定された <単語数> 分の単語を含むテキスト結果を返します。 注意 アンパサンド(&)とハイフン(-)の文字は、新しい単語の開始位置として識別されます。

MiddleWords ( “Plaid Canvas Suitcase" ; 2 ; 2 ) は、「Canvas Suitcase」を返します。
MiddleWords ( 名前 ; 1 ; 2 ) は、「名前」フィールドの値が「Brigitte Erika Durand」である場合、「Brigitte Erika」を返します。
NumToJText(数値,セパレータ,文字種) 数値を指定の形式でテキスト化
説明
<数値> 内に含まれるローマ数字を日本語のテキストに変換します。<セパレータ> と <文字種> の値が空白か、または0から3以外の数値である場合は、0が使用されます。 セパレータ 0 – セパレータなし 1 – 3桁ごと(千単位) 2 – 万 、および 億単位 3 – 、十 、百 、千 、万、および 億単位 文字種: 0 – 半角の数字 1 – 全角の数字 2 – 漢数字(一二三 ) 3 – 古い漢数字(壱弍参 )

NumToJText ( 123456789 ; 2 ; 0 ) は、「1億2345万6789 」を返します。
PatternCount(テキスト,検索テキスト) 指定文字列がいくつふくまれているか数える
説明
<テキスト> に、<検索テキスト> で指定された文字列がいくつ含まれているのかを返します。

PatternCount ( “ばかばかきらい" ; “ばか" ) は、「2」を返します。
Position(テキスト,検索テキスト,先頭文字位置,回数) 指定文字列が何文字めにあるか数える 戻り値のデータタイプ 数字
説明
<テキスト> 内で <検索テキスト> を検索し、指定された回数目の先頭文字位置を返します。<検索テキスト> にテキストが含まれていない場合、または回数が指定されていない場合は、ゼロが返されます。Position 関数では、大文字と小文字は区別されません。

Position ( “Mississippi" ; “iss" ; 1 ; 1 ) は、「2」を返します。
Position ( “Mississippi" ; “iss" ; 1 ; 2 ) は、「5」を返します。
Position ( “Mississippi" ; “iss" ; 3 ; 1 ) は、「5」を返します。
Positionb(テキスト,検索テキスト,先頭バイト位置,回数) 指定文字列が何バイトめにあるか数える
Proper(テキスト) 先頭を大文字に、それ以外を小文字にする
引数
テキスト – 任意のテキスト式またはテキストフィールド 戻り値のデータタイプ テキスト 説明 <テキスト> の各単語の最初の文字を大文字に、その他の文字をすべて小文字に変換します。

Proper ( “ABCD" ) は、「Abcd」を返します。
Proper ( 名前 ) は、「名前」フィールドの値が「YUMIKO KITAGAWA」である場合、「Yumiko Kitagawa」を返します。
Replace(テキスト,先頭文字位置,文字数,置換テキスト) 指定範囲の文字を入れ替える
戻り値のデータタイプ
テキスト
説明
<テキスト> 内の文字列を <置換テキスト> で置換します。<先頭文字位置> の文字位置から <文字数> で指定した文字数分、<テキスト> 内の文字が置換されます。Substitute 関数と比較してください。

Replace ( “1234567" ; 5 ; 1 ; “X" ) は、「1234X67」を返します。
Replace ( “1234567" ; 5 ; 1 ; “XX" ) は、「1234XX67」を返します。
Replace ( “1234567" ; 5 ; 2 ; “X" ) は、「1234X7」を返します。
Replace ( “William" ; 3 ; 4 ; “NEW TEXT" ) は、「WiNEW TEXTm」を返します。
Replaceb(テキスト,先頭バイト位置,バイト数,置換テキスト) バイト数で指定された範囲の文字を入れ替える
Right(テキスト,文字数) 右から指定数ぶんの文字を取り出す
説明
<テキスト> の右から、指定された <文字数> 分のテキストを返します。

Right ( “職人の仕事" ; 2 ) は「仕事」を返します。
Rightb(テキスト,バイト数) 右から指定バイト数ぶんの文字を取り出す
RightValues(改行区切りテキスト;行数) 最終行から指定行数を切り出し
説明
<テキスト> の右から、指定された <値数> 分の値を含むテキスト結果を返します。 値とは、改行で区切られたテキスト項目です。複数の項目をまとめて、改行で区切られた値の一覧を作成することができます。値には、空白、1文字、単語、文章、または段落を使用することができます。Enter キー(Windows)または return キー(Mac OS)を押すと、新しい値が作成されたことになります。最後の値は、改行の有無に関わらず認識されます。 次の例のように、<テキスト> の引数がテキスト文字列の場合は、一覧の各項目の間に改行文字を挿入する必要があります。 返された各値は改行で終了しているため、一覧を簡単に連結することができます。

RightValues ( “Plaid¶Canvas¶Suitcase" ; 2 ) は、次の値を返します。
Canvas
Suitcase
RightWords(テキスト,単語数) 右から指定単語数ぶんの文字を取り出す
説明
<テキスト> の右から、指定された <単語数> 分の単語を含むテキスト結果を返します。 注意 アンパサンド(&)とハイフン(-)の文字は、新しい単語の開始位置として識別されます。

RightWords ( “Plaid Canvas Suitcase" ; 2 ) は、「Canvas Suitcase」を返します
RomanHankaku(テキスト) 全角英字→半角英字に変換
説明 全角の英数字と記号を半角の英数字と記号に変換します。

RomanHankaku ( “Macintosh" ) は、「Macintosh」を返します。
RomanZenkaku(テキスト) 半角英字→全角英字に変換 説明 半角の英数字と記号を全角の英数字と記号に変換します。

RomanZenkaku ( “Macintosh" ) は、「Macintosh」を返します。
Seriallncrement(テキスト;増分) テキスト中の数値のみ加算
説明
<テキスト> で指定されたテキストと数字の組み合わせを、<テキスト> に含まれる数字を指定された量だけ増やして返します。 テキストが含まれる値に対して標準的な算術計算を行う場合と同様に、<テキスト> 内のテキストは削除されません。 <増分> 値が小数の場合、<増分> 値の整数部分のみが <テキスト> 内の最後の数字に加算されます。数字以外の文字はセパレータとして認識されます。<増分> 値には、正と負の両方の値を使用することができます。

SerialIncrement ( “abc12" ; 1 ) は、「abc13」を返します。
SerialIncrement ( “abc12" ; 7 ) は、「abc19」を返します。
SerialIncrement ( “abc12" ; -1 ) は、「abc11」を返します。
SerialIncrement ( “abc12" ; 1.2 ) は、「abc13」を返します。
SerialIncrement ( “abc1.2" ; 1.2 ) は、「abc1.3」を返します。 次の例では、数字以外の文字はすべてセパレータとして認識され、一番右側の数字が増分されます。
SerialIncrement ( “abc123;999" ; 1 ) は、「abc123;1000」を返します
Substitute(テキスト,検索テキスト,置換テキスト) [検索テキスト]を[置換テキスト]に置換
説明
<テキスト> 内にあるすべての <検索テキスト> の文字列を、<テキスト> 内で <置換テキスト> に置換したテキスト文字列を返します。 Substitute 関数では、大文字と小文字が区別されます。Replace 関数と比較してください。 <検索テキスト> と <置換テキスト> の各組を角カッコ([ ])で囲んでセミコロンで区切ると、複数の置換処理を実行することができます。検索と置換の各項目もセミコロンで区切ります。次に例を示します。 Substitute ( テキスト ; [検索1 ; 置換1] ; [検索2 ; 置換2] ; …[検 索N ; 置換N] )

Substitute ( 説明 ; “WYSIWYG" ; “WYSIWYG(表示されたとおりに印刷されること)" ) は、「説明」フィールド内にあるすべての「WYSIWYG」を「WYSIWYG(表示されたとおりに印刷されること)」に置き換えます。
Substitute ( テキスト ; [“a" ; “A"] ; [“b" ; “B"] ) は、小文字「a」または「b」を「A」または「B」に置換します
TextToDate(テキスト) テキスト→日付への形式変換
TextToNum(テキスト) テキスト→数値への形式変換
TextToTime(テキスト) テキスト→時刻への形式変換
Trim(テキスト) 前後のスペースを消す 説明 <テキスト> の前後にあるすべてのスペースを削除したテキストを返します。 ヒント Trim 関数を使用して、各フィールドの文字数を一定にしなければならない他のプログラムやシステムからファイルを変換した場合に不要なスペースを削除したり、データ入力時に間違って入力されたスペースなどを削除したりします。

Trim ( " トム " ) は、「トム」を返します。
Trim ( Middle ( “00230013 ウィリアム 1234" ; 9 ; 7 ) ) は、「ウィリアム」を返します。
TrimAll(テキスト,全角を詰めるかの指定,詰め方の指定) 文中のスペースを指定にしたがって削除
説明
<テキスト> の前後にあるすべてのスペースを削除したテキストを返します。
ローマ字以外の文字とローマ字の文字の間の全角スペースを削除するには、<全角詰め> を真(1)に設定します。削除しない場合は、<全角詰め> を偽(0)に設定します。
Unicode の値が U+2F00 より小さい場合、文字はローマ字として認識されます。Unicode の値が U+2F00 より大きいまたは等しい文字は、ローマ字以外の文字と認識されます。
ローマ文字の範囲に含まれる文字は、Latin、Latin-1 Supplement、Latin Extended-A & B、IPA Extensions、Spacing Modifier Letters、Combining Diacritical Marks、Greek、Cyrillic、Armenian、Hebrew、Arabic、Devanagari、Bengali、Gurmukhi、Gujarati、Oriya、Tamil、Telugu、Kannada、Malayalam、Thai、Lao、Tibetan、Georgian、Hangul Jamo の文字ブロック、およびその他の Latin と Greek の拡張ブロックに属する文字です。
ローマ文字の範囲に含まれる記号には、句読点文字、上付き文字、下付き文字、通貨記号、商標記号、文字様記号、数字、矢印、算術演算子、幾何学形状、絵フォントなどが含まれます。
ローマ字以外の範囲内にある文字は、CJK 記号/句読点、Hiragana、Katakana、Bopomofo、Hangul Compatibility Jamo、Kanbun、CJK Unified Ideographs などがあります。
スペースは、次の表に示すように、<タイプ> の値に応じて削除または挿入されます。
<タイプ> の値
機能
0
ローマ字以外の文字とローマ字の間のすべてのスペースを削除します(ローマ字の間には常にスペースを1つ入れます)。
1
ローマ字以外の文字とローマ字の間に常に半角スペースを入れます(ローマ字の間には常にスペースを1つ入れます)。
2
ローマ字以外の文字の間のスペースを削除します(ローマ字以外の文字とローマ字の間の複数のスペースを減らします。スペースがない場合はスペースを追加しません。ローマ字の間には常にスペースが1つ残ります)。
3
すべての場所のすべてのスペースを削除します。
どの場合でも、ローマ字以外の文字の間のスペースは削除されます。
タイプ
ローマ字以外 – ローマ字以外
ローマ字以外 – ローマ字
ローマ字 – ローマ字
0
削除
削除
1スペース
1
削除
1スペース*
1スペース
2
削除
1スペース
1スペース
3
削除
削除
削除
* ローマ字以外のテキストとローマ字のテキストの間にスペースがない場合、スペースを挿入します。

TrimAll ( “山田 太郎",1,0 ) は、「"山田太郎」を返します。
Upper(テキスト) 英小文字→大文字に変換
引数
テキスト – 任意のテキスト式またはテキストフィールド 戻り値のデータタイプ テキスト 説明 <テキスト> 内のすべての文字を大文字に変換します。Upper 関数を使用して、ASCII や EPS などの省略文字の入力方法を統一することができます。

Upper ( “Ca" ) は、「CA」を返します。
Upper ( “12n34p" ) は、「12N34P」を返します。
ValueCount(改行区切りテキスト) 行数を数える
説明
<テキスト> 内の値の合計数を返します。 値とは、改行で区切られたテキスト項目です。複数の項目をまとめて、改行で区切られた値の一覧を作成することができます。値には、空白、1文字、単語、文章、または段落を使用することができます。Enter キー(Windows)または return キー(Mac OS)を押すと、新しい値が作成されたことになります。最後の値は、改行の有無に関わらず認識されます。 次の例のように、<テキスト> の引数がテキスト文字列の場合は、一覧の各項目の間に改行文字を挿入する必要があります。改行文字を挿入するには、[計算式の指定] ダイアログボックスで ¶ ボタンをクリックします。

ValueCount ( “項目1 ¶ 項目2 ¶ 項目3" ) は、「3」を返します。
ValueCount ( ValueListItems ( “従業員" ; “従業員名" )) は、「従業員」データベースファイルの「従業員名」値一覧の値の合計数を返します。
WordCount(テキスト) 単語数を数える
説明
<テキスト> 内の単語の合計数を返します。 例 WordCount ( “The sun is rising." ) は、「4」を返します。 WordCount ( 書状 ) は、「書状」フィールドの単語数合計を返します。 注意 アンパサンド(&)とハイフン(-)の文字は、新しい単語の開始位置として識別されます。