ファイルメーカー(FileMaker) 時刻関数

2016年7月14日

時刻関数 説明
Hour(時刻) 「時」を取り出す
引数
時刻 – 時刻の値または時刻タイプのフィールド
戻り値のデータタイプ
数字
説明
<時刻> の値から「時」を表す数字を返します。

Hour ( “12:15:23" ) は、「12」を返します。
Hour ( 長さ ) + ( Minute ( 長さ ) / 60 ) は、「長さ」時刻フィールドの値が「2:30:15」の場合、「2.5」を返します。
If ( Hour ( 勤務時間 ) > 8 ; “残業手当て" ; " " ) は、「勤務時間」の時間数が8より大きい場合、「残業手当て」を返します。
Hour ( 勤務開始 ) は、「勤務開始」の値が「3:24」の場合、「3」を返します。
Minute(時刻) 「分」を取り出す
引数
時刻 – 時刻の値または時刻タイプのフィールド
戻り値のデータタイプ
数字
説明
<時刻> の値から「分」を表す数字を返します。

Minute ( “12:15:23" ) は、「15」を返します。
Hour ( 長さ ) + ( Minute ( 長さ ) / 60 ) は、「長さ」時刻フィールドの値が「2:30:15」の場合、「2.5」を返します。
Seconds(時刻) 「秒」を取り出す
引数
時刻 – 時刻の値または時刻タイプのフィールド
戻り値のデータタイプ
数字
説明
<時刻> の値から「秒」を表す数字を返します。

Seconds ( “12:15:23" ) は、「23」を返します。
Hour ( 長さ ) + ( Minute ( 長さ ) / 60 ) + ( Seconds ( 長さ ) / 3600 は、「長さ」フィールドの値が「2:30:15」の場合、「2.504166」を返します。
Time(時,分,秒) 数値→時刻への変換
引数
時 – 時刻の「時」の部分を表わす値
分 – 時刻の「分」の部分を表わす値
秒 – 時刻の「秒」の部分を表わす値
戻り値のデータタイプ
時刻
説明
個別に指定された <時>、<分>、<秒> の値から計算した時刻を返します。時間や分の小数部分は、FileMaker Pro によって補正されます。結果は、現在のレイアウトのフィールドの時刻書式に従って表示されます。
Time または GetAsTime 関数は、計算式に時刻定数を入力するために使用します。

Time ( 4 ; 14 ; 32 ) は、「4:14:32」を返します。
Time ( 4.5 ; 10 ; 30 ) は、「4:40:30」を返します。
Time ( 4 ; 15 ; 70 ) は、「4:16:10」を返します。
TimeToText(形式) 時刻→テキストに変換