Vine Linux6.3で無線LANアダプタElecom WDC-150SU2Mを使う

無線アダプタElecom WDC-150SU2MはVine Linux6.3では自動認識しません(Linux用のドライバもありません)。Windows用の無線LANドライバをLinuxで利用できるようにするためのソフトウェア「NdisWrapper」は、「ndiswrapper-dkms」とともにインストールすることはできますが、これを利用してWindows用ドライバをインストールしようとしても、modprobe ndiswrapperでカーネルに組み込む段階で、「FATAL: Module ndiswrapper not found」 というエラーが出ます。どうもカーネルバージョンの関係で「ndiswrapper-dkms」をうまくインストールできないようです。
しかし、「git」を利用してドライバのソースコード(Realteckの8188eu用)を入手しビルドすることで利用することが可能になります。

「git」のインストール

# apt-get install git

無線LANアダプタドライバのソースコード入手&ビルド

# git clone https://github.com/lwfinger/rtl8188eu
# cd rtl8188eu
# make all
# make install

再起動

再起動するとネットワーク接続に無線が認識されるので、必要な情報を登録(暗号化キーなど)することで利用可能になります。

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